病気が見つかるまでのこと(甲状腺専門病院①とおまけ)
こんにちは。
ちゃんふーです。
病気がわかってから、希望を求めて同じ境遇の方のブログをよく読みます。
探してみるとそれがとても多くて、癌というのは本当な身近な病気なんだなと実感。
特に甲状腺乳頭癌は入院期間も少なく、経過もいいようで心強くなります。
ただ、妊活に関しては、思いのほか希望になるような報告が少なくて落ち込みます。
3年前から甲状腺妊活ブログを書いている人が、人工授精や流産を繰り返しながら今も頑張っていたり、
手術後、すぐに妊娠しました!という心強い報告から、更新が途切れていたり。
順調にご出産されていればいいけど…
わたしのこの先はどうなるのか、数か月後、数年後どんな気持ちでこのブログを書いているのか…
ここが誰かの希望になるようなブログになっていることを心から願います。
さて、今日は甲状腺専門病院での検査についてお話ししたいと思います。
結構時間がかかったなという印象だったので、日付と共に残しておきます。
9月24日
不妊治療クリニックで検査結果を聞いた後、その足で甲状腺専門病院へ。
そこは、東京で甲状腺といえばここ!という有名な病院だそうで、予約制ではなく、受付順に診察を受けます。
診察室は16もあり、広い待合室にはざっと300人くらい患者さんが待っているように見えました。
若い子からお年寄りまで年齢層も様々で、生まれたての赤ちゃんを連れた女性もいました。
診察は、まず問診と触診。
目立った腫れもないとのことで、大したことなさそうな口ぶりで橋本病かもしれないと言われました。
ああ、やっぱりなと思いつつ、血液検査と超音波検査へ。
超音波は、脱毛のレーザーのような感じで首周りをくまなくチェックされます。くすぐったいけどそんなこと言える雰囲気じゃない。
その上、背もたれが180度以上の椅子に首を思いっきり伸ばした体制で長時間寝たまま姿勢でいなければならず、これがなかなか苦痛でした。
その日の治療はここまで。
1週間後に結果を聞きに行くことになりました。
10月2日
血液検査の結果は、不妊クリニックで言われた通り、数値が高い項目があるものの、これくらいはあり得ることなので気にしなくていいとのこと。
子どもも大丈夫と言われて心から安心しました。
ただ、超音波で腫瘍が見つかってしまったと。
10mm未満であれば経過観察でいいところだけど、少し超えているようだから念のため細胞検査をしてみましょうと言われました。
率直に、
え、癌?
それが頭をよぎりました。
ただ、最悪の場合は癌だけど、多くの場合は良性の腫瘍ですと言われ、
外の待合室で待つ300人の患者さんのことを思いながら、なんとなく思いました。
きっと300人のうち、運が悪い数人が癌と診断されるんだろうと。
わたしに限っては大丈夫だろうと。
10月11日
この日は検査ではなく、ちょっと気になったことがあったので、病院の医療相談室を尋ねました。
不妊治療クリニックで、卵管造影検査をすることになったのです。
造影剤を子宮から卵管に流し込み、卵管がちゃんと通っているかを見る検査なのだそうですが、その造影剤に含まれている成分が、甲状腺の疾患に悪影響を及ぼす可能性があるとか。
甲状腺の先生に不妊治療を続けてもいいと言われていたので、それなら大丈夫でしょうと不妊クリニックの先生に言われたものの、やっぱり心配で。
医療相談室の係員の方がとても親切で、診察で忙しい先生の所にわざわざ割り込んで許可を取ってきてくれました。
水溶性の薬剤であれば問題ないのだそうです。
安心して検査が受けられました。
ちなみに、卵管造影検査、めちゃくちゃ痛いです。
子宮の中で風船のようなものが膨らみ(私の感覚であり実際何だったか不明)、
生理痛を15倍くらいにした痛みが1分~3分程度(これも私の感覚です)続きます。
地獄の痛みに耐えた結果、卵管はちゃんと通っていることが発覚。
さらに、この検査のあと数カ月は卵管の通りがよくなって、妊娠の確立が上がるとか上がらないとかで、痛い思いをしたかいがあったかなと思いました。
直後のタイミングは失敗に終わってしまったけど、今月もまだチャンス期間と信じて頑張ろう。
今回はここまで。
次回は細胞検査のお話をしたいと思います。(これもめちゃ痛い)