入院記録②
こんにちは。
ちゃんふーです。
入院7日目です。
昨日、ついに首の管が抜けました。
端的に言って、最高です。
6日ぶりにお風呂にも入りました。
衝撃的な量の毛が抜けて、半泣きで看護士さんに「そういう症状あるんですか?」と聞いたら、「久しぶりに髪を洗ったからでしょう」とあっさり言われました。
少し安心しましたが、今日もお風呂入るの怖い…
でもサラスベになった髪とお肌が愛おしいー!
術後の症状として、ひとつ書き忘れていたことがありました。
声が出ない!
手術2日目までは、声を出そうとしても息しか出ず、
3日目からはお相撲さんのような声になり、
6日目の今日もまだ空気混じりの細い声しか出ません。
ちょっとずつ良くなってる感じはするのでまだいいけど、
退院までに戻るのかちょっと心配です。
それから、とにかく暇です。
毎日ご飯の時間をひたすら待つ生活…
それしか1日のうち変化を感じる時間がないのです。
早く健康な人の世界に戻りたい。
暇だからと思って読み始めた、西加奈子の小説『i』。
『サラバ!』でボロ泣きし、『舞台』で共感し、ほとんどと言っていいくらい彼女の小説は読んでいたので、
面白いのはわかっていました。
シリアで生まれ、アメリカ人と日本人の夫婦のもとに養子に入った少女の葛藤や成長の物語で、フィクションなのに痛いくらいリアルで、ページをめくる手が止まりません。
しかし…
突然の不妊エピ。
主人公がPCOSで体外受精を選択、1回目で着床した喜びも束の間、11週で死産。
そんな話、今聞きたくなかったー!
そこから読み進められていません。
辛い。
幸せな結果なのでしょうか。
どういう結果が幸せなのでしょうか。
両親と同じく、養子をとるという選択をするのでしょうか。
自分がどんな気持ちでそれを読むのか想像できず、この小説はひとまずここまでで読了とします。
気持ちは焦るけど、ひとつひとつ病気を治していくしかないよね。
とりあえずあと3日。
Amazonプライムでアニメでも観て過ごそう。